ミラノの中央駅の目の前に位置するエクセルシオールホテルガリア。1932年にアール・デコ建築のホテルとして創業、その後2015年にミラノ生まれの有名デザイナー、マルコ・ピヴァによって全面リニューアルした、歴史ある外観とモダンかつ洗練されたインテリアが魅力のラグジュアリーホテルです。
敷居が高そうでとてもとてもわんこ連れでは…という雰囲気漂ってますが、恐る恐る抱っこして中に入ると、笑顔でフロントスタッフがお出迎え。
なんて可愛い子なの〜と声を掛けてもらい、更に「どうぞ下におろしてあげて下さい。きっとわんちゃん歩きたいと思いますので。」と、自然に促す。「レストランもわんちゃんオッケーですので、どうぞお楽しみください。」
超一流の高級ホテルでありながらも、こんな気さくなやりとりで、一瞬でアットホームな雰囲気にさせる行き届いたホスピタリティ。日本のラグジュアリーな五つ星ホテルでは宿泊できるホテルは増えつつありますが、公共エリアをリードで歩かせることは当然不可。しかもキャリーバックに頭まですっぽり入り「他のお客様のご迷惑にならない」ことが絶対条件です。ましてやホテル内レストランでOKのところはなく（テラス席季節限定ではありますが)、お国柄、文化の違いに驚かされます。
最上階の雰囲気たっぷりのレストランミシュラン3ツ星「テラッツァ・ガリア」もわんちゃんウェルカム。1日歩き回って疲れた後、早めにホテルに帰ってちょっと贅沢に愛犬とディナーを楽しむ日があってもいいですね。
ちょっとした記念日に合わせて…など、かけがえのない素敵な思い出にいかがですか。