Schedule

渡航から帰国までの流れ

渡航から帰国までの流れ

海外への渡航の基本的な準備や大まかな流れは同じですが、渡航先が「狂犬病」の発生がある地域かどうかによって、手続きの内容が変わってきます。日本のような狂犬病が発生していない『狂犬病清浄地域』からの渡航の場合は、渡航の受け入れ条件が優遇されていますが、狂犬病が発生している地域から『狂犬病清浄地域』への渡航の条件は非常に厳しくなっています。今日、厚生労働省が認定している『狂犬病清浄地域』はハワイ・グアム・フィジー・オーストラリア・ニュージーランド・イギリス・アイルランド・アイスランドのみです。

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基本的なスケジュールのご案内

基本準備編

マイクロチップ挿入

パスポート番号と同じ意味を持つ「マイクロチップ」を挿入します。読み込みにはマイクロチップリーダーを使用します

1回目狂犬病予防接種

マイクロチップ挿入後の接種が必要です。マイクロチップ挿入以前の狂犬病予防接種はカウントされませんのでご注意ください

動物病院にて診察

2回目狂犬病予防接種

1回目狂犬病予防接種から30日以上あけて接種します。30日未満で接種してしまった場合には、その後の抗体検査が無効となりますので注意が必要です

必要書類一式作成

狂犬病予防接種証明書や抗体検査証明書を作成します

狂犬病抗体検査

2回目狂犬病予防接種から7日以降が推奨ですが、毎年欠かさず狂犬病予防ワクチンを接種している場合には2回目狂犬病予防接種日当日の採血が可能です。抗体のできにくい子など個体差がありますので獣医師の先生にご相談ください

抗体検査結果

抗体検査日後10日から2週間程度で結果が出て、抗体検査証明書が発行されます。基準値をクリアしていればOKです。証明書は日本では2年間有効、海外によっては2年又は3年間有効です(ただし、有効期限内に狂犬病予防ワクチンの追加接種が必要です)

抗体検査証明書発送

抗体検査が渡航条件になっている国(ハワイなど)への渡航の場合は、抗体検査証明書を政府機関へ発送(国によって入国許可までに待機期間が発生します)

輸入許可申請

輸入許可証の取得が必要な国に対しては、輸入許可申請をします。NFT Travelが直接申請可能な場合と、現地政府機関から認可された現地法人が行う場合とあります。

出国手続編

出発日&帰国日決定

フライト決定&予約します

出国&入国申請

日本動物検疫所への輸出申請及び渡航国への輸入申請と輸入許可取得を行います

輸出検疫検査予約

日本動物検疫所への出国前検疫検査の予約を行います

出国前健康診断

出国の7日〜10日前に動物病院にて健康診断をします。渡航条件にある場合には、ノミダニ駆虫やエキノコックスの処置を行い証明書を発行します

輸出検疫検査

出国当日もしくは前日に空港にて検疫検査を受けます

チェックイン&ゲートへ

いよいよ出発です。貨物室預けの場合はチェックインカウンターにてお預けです。機内同伴の場合は書類確認後、ゲートまで一緒。航空会社によってはペットカートもゲートまでOKです

搭乗

機内同伴は足元が指定席

到着

渡航国によっては検疫所にて検疫検査を受けます

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24H Onlineサポート

入国検疫検査が滞りなく済むまで必要に応じてオンラインで対応します

帰国手続編

帰国前健康診断

現地の動物病院にて帰国10日以内に健康診断を受診し、健康診断証明書の発行します

24H Onlineサポート

発行された健康診断書の記載内容に不備がないかをオンラインで確認します

政府機関公印取得

現地政府機関にて健康診断証明書の公印(裏書)取得。国によっては動物病院での健康診断も政府機関の獣医師によって行われる場合があります。

24H Onlineサポート

政府機関の記入内容及び公印取得の書類不備等を確認した上で、日本動物検疫所へ事前にデータを送ります

チェックイン

帰国当日は空港カウンターにて書類確認を行います

いよいよ搭乗

いよいよ帰国です

搭乗

機内同伴は足元が指定席

帰国後検疫検査

動物検疫カウンターにて検疫検査